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YOU CAN GET BETTER LIFE 私達も、動物達も、もっともっとHappyになれるはず!エシカルライフを一緒に楽しみましょう!

 

 

Let's Enjoy Ethical Life

YOU CAN GET BETTER LIFE

私達も、動物達も、もっともっとHappyになれるはず!

エシカルライフを一緒に楽しみましょう!

〜SHARE THE CHRISTMAS SPRIT WITH ALL ANIMALS! 世界に良いエシカルな商品を選ぶだけで毎日の生活がチャリティーに〜 #Vol.4

 



 

気づけばもう12月、今年もあと少しで終わりですね。

「そろそろクリスマスプレゼントを用意しなくては。」という方も多いのでは無いでしょうか?
プレゼントは贈る人に喜んでもらう為に買うもの。自分の優しい心を込めるものだからこそ、「エシカル=人道的」なものを選べたら世界にとっても「贈り物」になる。
自分が買い物をしたことで他の誰かが不幸になる。そんなお買い物は避けたいですよね。
エシカル消費とは、環境、人、動物に配慮したものをいいます。
では、それぞれ具体的にどんな例があるでしょう。

 

【環境に配慮】
●オーガニック製品
●グリーン購入
●自然エネルギー利用
●エコマーク付き製品
●省エネ
●低炭素製品
●持続可能な森林認証
●持続可能な漁業認証
●持続可能な鉱山から採掘された鉱物使用
●リサイクル製品
etc...

 

 

 

【動物に配慮】
●動物実験をしていない製品
●vegan(動物、生物由来の原料が使われていないこと)製品
●アニマルウェルフェア(動物福祉)のもとに作られた製品
etc...

 

 

 

【人に配慮】
●フェアトレード製品
●障害者の作った製品寄付付き製品
●社会的責任投資(フェアファイナンス)
●ペイフォワード
etc...

 

この項目全てをクリアしているものばかり見つけるのは残念ながら難しいですが、
この中のどれか一つでも満たしている物をセレクトするだけでも世界への負担が減ります。
悲しい事に世の中に出回っているほとんどの商品が、ここに挙げたどの条件も満たしていないものなんです。



私はveganなので特に動物に配慮しているかどうかに重きをおいて商品を探します。
例えば、毛皮や革は動物を殺して作られるものなので勿論NG。
欧米では動物実験をしていない商品か、veganかどうかは認証マークがついているか明記されていることが多いので見てすぐに分かりますが日本はそうではありません。
原料に動物性のものが含まれていないかラベルを見て確認するか、会社に問い合わせる必要があります。

 

 

そして、日本において動物に関して言えば一番遅れているのがアニマルウェルフェア(動物福祉)ではないでしょうか。

アニマルウェルフェアとは人が動物を利用する時に、できる限り苦しみの無いように計らう事をいい、下記の5つの自由が求められます。



・飢えと渇きからの自由
・不快からの自由
・痛み・傷害・病気からの自由
・恐怖や抑圧からの自由
・正常な行動を表現する自由



先日「小泉進次郎が憂慮した東京五輪のおもてなし」(リンク http://toyokeizai.net/articles/-/197890?page=3)でもニュースになったように、
我が国はアニマルウェルフェア後進国です。
オリンピックは「スポーツの祭典」ですが、2012年のロンドンオリンピックからは地球環境にやさしいオリンピックが目指され、前回のリオでの大会でもオリンピックのために大企業がアニマルウェルフェアを高めてきました。

例えば、ロンドンオリンピックで提供された食事には、放牧の卵が使われ、ブタの拘束飼育をせず、現地のマクドナルドも放牧牛乳を使用。リオオリンピックでは、ケージフリーの卵、熱帯雨林を破壊していないことを認められた肉が使われていました。

2020年に開かれる東京オリンピックで提供される食事には、世界中で廃止の傾向にあるバタリーケージ飼育の卵と拘束飼育されたブタの肉、一生短い鎖につながれた牛のミルク、栄養制限をされた牛の肉が使われます。
日本の飼育方法はEUでは倫理上禁止になっているようなものも沢山あるのです。そのような方法で生産された肉や卵を、意識の高い選手たちはもちろん好みません。だからこそ、ロンドンも、リオもアニマルウェルフェアの基準を上げてきました。その進歩が、東京で崩れようとしています。


 もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。
http://www.hopeforanimals.org/animalwelfare/00/id=552

どうせ殺すから、どんなに酷い育て方や殺し方をしても良いのでしょうか?
「家畜たちはのびのびとした牧場で育っている」というのはイメージ戦略に過ぎません。実際の飼育状況は地獄絵図です。もし仮に「大きな牧場でのびのびと」育てられているとしたら、今のような安価な値段で肉や卵がスーパーに並んでいません。
「命を頂く」とゆうのであれば、殺すまでの間は最大限に快適な状態を作ってあげるべき。それが畜産での「アニマルウェルフェア」です。

お買い物は投票だとよく言われます。「売っているから買っちゃう」では、売る側に需要があると知らせているようなもの。人気がなければ売られなくなります。

また、エシカルな消費は物だけにとどまりません。
動物園や水族館、サーカス、闘牛等の動物を使ったエンターテイメント、ペットショップにも適用されます。

 

 

 

家族と引き離され、自然から連れて来られた動物たちを死ぬまで閉じ込めておく動物園や、パピーミルと言われる子犬工場で産まされた犬や猫を買うのはエシカルとは程遠いものです。その観点からイルカショー、サーカス、闘牛は禁止にされている地域、国もあるほど。先進諸外国ではペットショップが禁止されているところもあり、保健所や保護施設から譲渡するのが一般的です。



「チャリティー」って敷居が高く、特別なことをしないといけないイメージを持たれている方も多いかと思います。でも、チャリティーって実は毎日の生活をちょっと変えるだけ、正しいものを選択する事でできること。
世界に良いエシカルな商品を選ぶだけで毎日の生活がチャリティーになるんです。
自分が買ったもので、贈る相手だけでなく世界の誰かが幸せになっている。

それって正にクリスマスの精神そのもの。素敵なことだと思うのです。

何を選ぶかで、世界をハッピーに変えることができる。
世界中が素敵なクリスマス、年末年始を迎える事ができることを祈っています。
 


山中安澄プロフィール

 

 ARTREV. Creative Studio代表。有名アパレルブランドのグラフィック担当を経て独立。

アパレル、コスメ、広告と多岐にわたるジャンルのグラフィックデザイン、プロデュース、プランニングをこなす。デザイン業の傍、ライフワークであるアニマルライツを軸としたエシカルな活動にも力を入れる。
自らもVegan(ビーガン)Lifeを送っており、簡単にできる心地よいエシカルライフの提案をしている。
オリジナルブランドの「VALI:DITY」は売り上げを動物愛護の活動へ使用。
発起人になった有名なアクションとして「ファッションセンターしまむら」に対しての毛皮反対署名がある。


■ARTREV. Creative Studio http://azuartcom.wix.com/artrev 
■エシカルチャリティーブランド「VALI:DITY」http://validity.ocnk.net/
■オフィシャルブログ http://lineblog.me/yamanakaazumi/
■instagram https://www.instagram.com/azuartrev/?hl=en
■facebook https://www.facebook.com/azumi.yamanaka

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